« ソロをやりたくない理由 | トップページ | 手作りファンデーション »

2005/06/17

結婚しない世代

クビ間近で忙しくなってきたのでまとまった文章を書く時間がなかったので更新さぼってしまいました。

前に書いた少子化の話題ですがなんで屋さんのほうで私のコメントを取り上げて下さいました。なんで屋さんでは大変興味深い展開になっています。

さて、少子化のお話の続きをしましょうか…。
これは私の推測憶測偏見その他に基づいているので、事実と違うこともあるかもしれませんがご了承ください。

少子化の原因は結婚してる人達にはない。どこで見たか忘れたけど、既婚の女性の出生率は昔とそんなに変わってない。今騒がれている1.29というのは、未婚の女性も含めての数値。ということはやっぱり少子化は晩婚、非婚化のせいということになる。
じゃぁ、どうして皆結婚しなくなっちゃったのか?お金がない、自由がなくなるというのが原因かと思われる。しかし、おそらくそれだけではなさそうだ、というのがなんで屋さんででコメントしていて思ったこと。

(以下、恐ろしく長い文章が続く。読みたくない人は引き返しましょう。)

私の友人知人に33~34歳の男性が何人かいる。所謂、団塊ジュニアってやつです。彼らはいずれも独身である。結婚はしたがっているし、子連れの友達を羨ましがっている様子はあるものの、恋人もいないから結婚できない。親もいい歳になってるし、親孝行のことを思うと早く結婚したいとも言っていた。生きてる内に親に孫の顔を見せてあげたいんだそうだ。しかし、結婚相手に理想を高く持っているようで、なかなか相手は見つからない。「若くて可愛い飯炊き子作りマシンが欲しい」と本気で思ってる人までいたりする。そんな都合のいい人なんてなかなかいません。
これでは同じ歳くらいの女性達が余るのもしょうがない。しかし女性も相手に高い理想を求めているようなので、お互いに需要と供給が合わない。これじゃ結婚したくてもいつまでもできないだろうな。そして、別に結婚しなくてもいいや、と焦る気もなくなる。実はこの世代に関しては「性的淘汰」がされてるのかもしれない。何がなんでも結婚したい、子供産みたいという気持ちがないんだから。
団塊ジュニアよりももっと若い世代の人たちはどうだろう。今、10代の子の性の乱れが問題になっている。将来早く結婚して子供を沢山産んでくれるかもしれない、期待の星
また私の周囲の人の話ですが、20代前半の人が続々結婚し出産している。30代の人たちはずっと余ったままなのに。
この現象はいったい何故起きたのか?

団塊世代から個人主義男女平等という思想(?)が出てきたらしい。それによって団塊ジュニアの人たちが「結婚しないで自由を謳歌するワガママ」になったとも言えるかもしれない。
しかし、実際には団塊ジュニアが子供の頃は男女平等の教育を受けていないのである。むしろまだ「男は男らしく女は女らしく」という教育だった。団塊ジュニアの最後のほうの私のときもそうだった。男の子はやってよくて、女の子はダメなんておかしい、と子供心に思ったこともある。学校だけでなく家庭でも弟は許されて姉には「女の子だから」許されなかったこともあった。男の子も同じように「男なんだから」といろいろなことを強要されたりしてプレッシャーをかけられ育っている。
これが団塊ジュニアを結婚から遠退かせたのかもしれない。
団塊ジュニアよりもっと後になって、一般に男女平等が広まったような感じがする。
私は男女平等、ジェンダーフリーは良いことだと思っている。男だから女だからと抑圧されて、不条理な扱いを受けたいとは思えないからだ。
但し、そういう運動をしている人たちはちょっとやりすぎだ。ただ重箱の隅をつついて異性を罵り合っているだけになっている。非常に下らない。男女関係なく、お互いを認め合えればいいのに、と思う。十人十色なのだし、無理に枠にはめる必要はない。枠に押し込めればそのうち破裂してしまう。強制すれば反発するのだ。その状態が今の「ジェンダーフリー」の流行(?)なのではないか。多分しばらくしたら廃れて…と繰り返すと思われる。抑圧→解放→抑圧→解放…と。
ジェンダーフリーが流行って「少子化、晩婚化が進む」と言われているが、実はジェンダーフリーが流行っていたほうが男女は付き合いやすくなるし、結婚もしやすいんじゃないかと思う。許婚とかお見合い婚が廃れ、恋愛結婚が主になっているわけだし。
女性の高学歴化、女性の社会進出を考えてみると、「ジェンダーフリー」が男女の出会いを提供しているのかもしれません。

なんていうか…モテないからジェンダーフリーに賛成してるんじゃないかと思われそうですが、私は巷で言われているジェンダーフリーについては激しく疑問です。そしてジェンダーフリーに反対してる人も謎。なんで中間がないのか…みんな極端過ぎです。フェミニストも反フェミニストもひねくれ過ぎです。多分、私も相当ひねくれ者ですが。

それから、個人主義についてですが…
自由、いい響きです。自由である権利は誰にでもある。しかし、権利と義務は表裏一体です。では義務って何ですか?…結婚し出産すること?多分子育てって何年にもわたって「自由」を奪われるんじゃないか、と皆思ってるんですよ。それって怖いじゃないですか。義務ばっかりかよ!って。昔の女性には「自由」なんてわがままは許されなかった時代もあったとは思うけど。義務を果たしたら権利も得られる、というのが成り立たないのに、義務ばかりに頑張りたくないと思っちゃいけないんだろうか?
よく「女性の幸せは結婚して子供を産むこと」と言われているが、これはだ。生物的には子供を産んで子孫を増やすことが正しいのかもしれないが、それと「幸せ」はイコールではない。慰めの言葉なのだ。ブスが自分の容姿で落ち込まないように「ブスは3日で慣れる」なんてことわざ(?)作ったのと一緒。想像しただけでもイヤなことを「幸せなことなんだよ!」って説得しようとしてるわけだ。それと類似したのが「負け犬女」。30歳までに結婚しないとダメ女なんだ、と世の女性を焦らせている。面白いことに、当の負け犬は焦ってないのに、20歳くらいの若い子が「私は負け犬にならないぞ」と頑張っているようだ。
よくも悪くも人間の理性は「結婚とは本当は不幸なことである」と認識している。結婚は人生の墓場だとはよく言ったもんです。
私が何故そこまで結婚を不幸だと思うのかは、やはり両親を見ていてなのかもしれません。父に怒鳴られてばかりのかわいそうな母、という記憶のほうが多い。価値観の違う者同士、うまくやってくのは難しいのだと思う。親の時代には「結婚するのが当たり前」だったわけで、たまたま適齢期に友達に紹介されて、これを逃したら結婚できないと思って結婚したらしい。私が大人になってから、母は「なんでこの人と結婚してしまったんだろう」とこぼしてた。
もしかしたら、結婚しない世代の親って、他もこんなもんなんだろうか?

個人主義は悪いことではないと思う。
例えば…あなたはブサイクで根暗な女性と結婚したいと思いますか?もしその女性があなたの許婚だったらどうしますか?
私はブサイクで根暗ですが、男なら誰でもいいとは思いません。気が合わない人と一緒にいたいとは思わない。
最低限、自分の身は守りたいと思うのが人間です。
そして、自分の幸せの為に、自分の好みの人と恋愛し、結婚するわけです。だから私のように「選ばれない人」が増える。これこそ「性的淘汰」なのかもしれません。こればっかりは誰の手でも止めることは出来ないんじゃないかと思います。

|

« ソロをやりたくない理由 | トップページ | 手作りファンデーション »

コメント

たっぴさんのところからきました。
興味深く読ませていただきました。
私は今年で42。とりあえず、結婚し、子供も育ちあがってきて、だんだん自由な時間が増えてきた頃です。
「結婚して子育てして自由を奪われる」ほんとにそうです。
子供がかわいくないわけではなく、いろんな制約が多くなりますよね。母として、妻として…私個人の気持ちとかは後回しになりますね。結婚して子育てしてる最中は、自分のことなんかかまってられませんでしたが、育ちあがってくると、見えなかった部分が見えてきたりして。今の結婚しない世代の人達の考えはよく分かる気がしますね。

投稿: さぼ | 2005/06/19 13:10

「男は男らしく、女は女らしく」という教育だった。団塊ジュニアの最後のほうの私のときもそうだった。

この時代背景をよく物語る言葉と思います。
次回また扱いますねぇ~。

投稿: たっぴ | 2005/06/19 14:38

さぼ様
結婚するってやっぱり大変なことなんですね。
もし(あり得ないけど)私に恋人ができて結婚しようと言われても、やりたいこと(楽器)を辞めなくてはならない状況になるなら結婚しないと思います。
楽器やってる人同士の結婚で「夫は楽器を続け、妻は楽器を辞める」というのを何人か知っているので、自分はそうなりたくないな、と思ってしまいます。
両方続けている人もいるみたいですが、少ないみたいですね。
どうせ相手がいないから関係ないですが(笑)

たっぴ様
私の父にも話を聞いてみたんですよ。
父は昔、男尊女卑の考えを持っていました。
ところが結婚してから「実は女のほうが強かった」と考えを改めたらしいです。
本人は亭主関白のつもりが、いつの間にかカカァ天下になってた、と。

投稿: ズマ | 2005/06/19 15:56

私のブログの方にコメントをいただきまして、ありがとうございます。まだお若いようですので、あまり現時点の考え方にこだわることなく、色々な人から話を聞いて人生を歩んでいって下さい。

投稿: nakao312 | 2005/06/19 19:01

nakao312様
コメントありがとうございます。
果たして28歳は若いと言えるんでしょうか?
女の28はもう若くない、というのが一般論のようですが…。

そうですね、いろいろな人から話を聞いたり読んだりすることはとても大事なことだと思います。
こうしてblogでいろんな話を聞けるのは便利ですね。

投稿: ズマ | 2005/06/19 19:19

28という年齢では、まだまだ人生を達観するには早過ぎます。
そりゃあ10代の奴らから見れば「若い」範疇には入らないと思いますが、そんな子ども達の視点はさておき、一般の社会人レベルで見れば、まだまだ若造もいいところでしょう。

あと、blogは確かに便利ではありますが、ネットを通してばかりではなく、実際に顔を向け合って生身の人から話を聞くことも重要ですよね。

あまり関係ないかも知れませんが、「それでも生きて行こう」というflashを見ましたので、何かの参考になればと思い紹介いたします。(男女の差はあるかも知れませんが、宜しければ見てみて下さい。)

http://homepage2.nifty.com/director/namida/soredemo.swf

変なサイトに飛んだり、ウィルスに感染したりすることはありませんので、ご安心を。

投稿: nakao312 | 2005/06/22 23:47

nakao312様
そうですね、社会人としてはまだまだ青い28歳。
いつまでも青いままじゃいけませんが…。

flash見てきました。
いい話(flash)でしたねー。
私の人生も似たようなものでした。
(両親生きてますけど…)
ちょっと感動しました。

ネットばかりで現実の人付き合いがあまりない私には
blogがコミュニケーションの道具です…。

投稿: ズマ | 2005/06/23 16:15

flash見ていただけましたか。

では、私が最も感動した名作を紹介しましょう。
WalkingTour(↓こちらからどうぞ。)
http://nakao312.exblog.jp/2415891/

あと、リアルでの人間関係も大切に築き上げていって下さい。
blog上は所詮お互いに架空の世界ですから。

投稿: nakao312 | 2005/06/23 20:58

nakao312様
そのflashは以前に見たことがありますよ!
ちょっと泣けます。
死んだおばあちゃんを思い出しました。

そういえば、親族以外の知人で亡くなった人っていないんですが…。
幼、小、中、高、短大、で一緒だった人、全員生きているんでしょうか?
誰からも連絡がないのでわからない。
しかも、私は短大時代の人から「ズマさん死んだらしいよ」ということにされているらしいと風のうわさで聞いたんですが…。

投稿: ズマ | 2005/06/24 11:29

有名なflashなので、既に見ていたのですね。失礼しました。

では、今後はリアルな人間関係も大事にされて、PositiveThinkingで人生を歩まれて行くことを期待しています。

投稿: nakao312 | 2005/06/24 18:41

はてな?をざっとみていたら、もてない女について教えてください…という質問が出ていて、ちょっと気にとまりました。回答が興味深く、「身のほど知らず」「男への要求度が異常に高い」「無意味にプライドが高い」「どうみても処女」などかなり辛らつですね。この時代女性が強くなったといわれますが、そのせいでかえって不幸になる女性も多いということなのでしょうか。

投稿: boggy | 2005/07/23 12:55

doggyさん
そのはてな?を見てきましたよ。
モテない要素にはいろいろあるけれど、その要素をすべて持ち合わせているからモテないというわけではないと思うんですけどね。
モテたくないという女もいるんですけどね。
男性を異性としてみることができません。
もちろん相手も私を女性とは思いません(女とは思いたくない、って面と向かって言われたことがあるくらい)。
異性としてみる時、それは相手を敵に回す時です。

投稿: ズマ | 2005/07/24 11:19

書き忘れましたが、モテない女性は昔からいると思うんです。
女が強くなったというより、モテることが全てみたいに囃し立てることで、モテないこと=不幸と強調されることがなんとなく納得いかないかな、と思います。

投稿: ズマ | 2005/07/24 11:26

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55374/4593214

この記事へのトラックバック一覧です: 結婚しない世代:

» 出生率低下の根本は?(本編) [なんで屋-驀進劇-]
6月15日の記事に引き続き進めて行きたいと思います。 お題は、団塊世代って何?(個人主義の発祥?)       団塊Jrって何?(自分って何?の発祥?)です。 僕がいつも参考にしているるいネットから、 前回の問題提起にぴったりな内容を見つけたので紹...... [続きを読む]

受信: 2005/06/19 14:38

» なぜ、若い男は深刻なセックス不足に陥っているのか? [金融日記]
こんにちは、藤沢Kazuです。 最近、脳内にドーパミンやセルトニンと言ったナイスな生化学物質がようやく戻ってきて、創作意欲が若干回復してきました。 さて、前回は主に女性読者の問題を取り扱ったので、今回は男性読者の深刻な問題に光を当てて行きたいと思います。 ... [続きを読む]

受信: 2005/07/04 00:46

» 早く結婚したい人が増えている [負け犬になりたくない女の子のブログ]
アンケートで早く結婚したいと答えた女性の割合が増えているらしいですね。 女の子としてその気持ちよくわかります。 というか、ほとんどの女の子は晩婚なんて望んでいないのではないでしょうか。 私も晩婚なんていやです。 早く結婚した人のグループに入りたいです。... [続きを読む]

受信: 2005/08/15 19:33

« ソロをやりたくない理由 | トップページ | 手作りファンデーション »